06年度の活動報告と07年度の活動計画
 
OTA子育て支援ネットふぼれん
07年4月28日 社会福祉センター4階
   
1) 飛躍の年となった06年度
  飛躍の背景をいくつかのポイントにまとめてみました。
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ふぼれん事務所が開設できたこと。JR大森駅前の一等地に開設した「ぷらっとホーム大森」(ふぼれんもここに入居)には、20もの市民活動団体と活動家が入居してきました。この1年、都内をはじめ全国各地からいろいろな団体・個人が訪問してきました。先駆的な経験を目の前で学ぶことができたことは、ふぼれんの知的財産となりました。
 
A
専従者(複数)を配置できたこと。特に専従者の奮闘が飛躍の背景をつくりました。専従者を配置できたことで、話しあいの機会が格段に増え、活動を寄り細部にわたって議論し、点検できるようになりました。にぎわいのある大森銀座商店街のど真ん中の事務所は、気持ちの高揚にも大きく作用しています。事務所の大家さんの支援に感謝です。
 
B
日本子どもNPOセンターおよびおおた市民活動推進機構への応援と連携が促進できたこと。2団体との連携の強化のなか、団体間のネットワークが広がり、多くの団体・個人と知りあえ、活動に対する発想の大きな転換が生まれました。特に事業系市民団体との出会いは、ふぼれんに新鮮な刺激とチャレンジ精神を持ち込んでくれました。
 
C
事業およびイベントの開催に対して、しっかりとした基盤整備ができたこと。赤字を覚悟でさまざまな事業にチャレンジ。開催の仕方、運営のあり方などで、愛情あるお叱りを受けたこともありますが、失敗を恐れず大胆にチャレンジしたことが、事業基盤の大きな広がりをつくる背景となりました。
 
D
多くの専門家・研究者との連携が広がったことで、先駆的な研究の成果を学ぶ機会が増えたこと。いろいろなイベントに参加する機会が増え、活動の経験をより多く学べるようになりました。厚生労働省や東京都の子育て関連の担当者の方たちも、ぷらっとホームに来訪してくれ、国や都の方針をテーマに直接、意見交換をすることができました。
 
E
社会福祉法人や民間企業との連携が大きくすすんだこと。大田区社会福祉協議会、リバティ・ハート、福音館、ベネッセ、デイケア・白鳩会、人形劇団プークなどが、ふぼれん事業を多方面から支えてくれました。特に大田区社協とリバティ・ハートからは、さまざまな形での支援があり、事業拡大の方針への勇気をふぼれんに与えてくれました。
   
2) 06年度事業と07年度事業との比較
06年度開催
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子育て支援バージョンアップ講座(8回講座)
A
絵本とおはなしの会(3回開催)
B
福音館絵本の共同購入
C
ファミリークックスクール(3回開催)
D
アルプス子ども会夏のキャンプ・おおた特別プラン
E
大田区教育委員会/家庭・地域教育力向上支援事業(4回開催)
F
エセナフォーラム
G
わかい保育士のキャリアアップ講座(10回講座・日本子どもNPOセンター)
H
子どもNPOのマネジメント講座(日本子どもNPOセンター)
I
ひとりからはじめるNPOマネジメントとネットワークづくり(5回講座・おおた市民活動推進機構)
   
07年度企画
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若い保育士のためのキャリアップ講座(8回講座)6月30日〜 
40〜60名
A
絵本とおはなしの会(6回開催予定)6月30日〜   
20〜30名             
A
A福音館絵本の共同購入ネットワーク  
100世帯
B
仕事と子育ての両立支援フォーラム(エセナフォーラム企画)7月1日
50〜100名
C
新米ママへのワンポイントアドバイス講座(3回講座)7月14日〜    
40〜60名
D
アルプス子ども会夏のキャンプ・おおた特別プラン 8月26日〜       
80名
E
幼稚園えらびにまよったら 9月22日 大井町きゅりあん         
100名
E
A保育園のえらび方と入園申請のポイント                 
100名
F
大田区教育委員会/家庭・地域教育力向上支援事業 3回講座 10月〜    
20名
G
自然のなかでトモダチと一緒にヤキイモつくろう!     11月23日
100〜150名
H
オトコの子育て・・・新米パパへのワンポイントアドバイス講座 3月1日 
40〜60名
   
以上が、06年度に開催した事業・イベントと07年度の企画(企画内容は別途配布の資料参照)です。特に今期は、定員と定めた目標を必ず組織することを重点課題としました。講師を引き受けた方の思いを大切するために、必要な参加者を必ず組織します。そのためには、事前の準備である「営業活動」が非常に大切となります。事業担当者は、そのことをしっかり心に留めなくてはなりません。一つひとつの事業を成功させるために、「やるじゃん!おおた」と「チルドリン」を宣伝の媒体として活用していきます。今後とも、おおた市民活動推進機構およびリバティ・ハートとの連携を強めていくことが大切です。また、大田区社会福祉協議会との協働も、ますます重要となってきています。
   
3) ふぼれんの組織
07年3月31日現在のふぼれん組織の現状です。
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個人会員数は200人、加盟および登録団体数は32団体、2500世帯。
A
ふぼれんニュースおよび「チルドリン」の配布は、108施設に3300枚を配布。
B
「やるじん!おおた」は、マンションへの配布を含めて、6000部を配布。
C
ふぼれんニュースの発行はNO318〜322の5回発行。
D
くれよんくらぶの配信は1052号を数える。
E
HPのアクセス数は157000件を超える。
F
ワーキングスタッフによる定例会は、毎月第1・3月曜日、ぷらっとホームで開催。
   
保育園父母の会をベースに活動をしてきたふぼれんは、01年度から組織の将来的なあり方の検討を開始しました。特に03年度以降から、父母の会活動への支援の終焉(父母の会に対するふぼれんの役割)という認識が大きく組織のなかに広がり始めました。個人情報の非公開という社会的な背景が進むなかで、父母の会からの人的参加が極端に後退するようになりました。逆にふぼれん側にも、多額の会費を納めてもらいながら、その金額にふさわしい支援ができないことに対して「申し訳ない」という意識が生まれ始めました。そのようななか、父母の会をふぼれんから切り離すことを前提にした形での、組織の運営が始まりました。大きな転換点は06年3月の、おおた市民活動推進機構の結成からです。
   
06年度に入り、「やるじゃん!おおた」「チルドリン」との連携が始まりました。そのなかから、ふぼれんと父母の会の双方にとって「負担」とならない連携のあり方が議論され、昨年8月5日に臨時総会を開催し、「登録会員制度(年額会費1000円)」という新たな試みが始まりました。1000円という金額なら納入する方、される方、双方にとっていろいろな意味で負担がなくなります。多くの父母の会からは、「登録会員制度は好評」と受けとられ、ふぼれんとの連携を再構築する父母の会も増え始めました。くれよんくらぶによる子育て支援情報の配信、・HPでの週2回以上の情報の掲載、月2回のワーキング会議の定例化、子ども関係団体によるネットワークも大きな広がりを見せ始めています。
   
財政面では、05年度では赤字を出しましたが、06年度は黒字にすることができました。新しく登録団体制度(会費1000円)を導入したことで、会費収入では厳しい側面をつくりましたが、事業面で安定した基盤を築きあげることができました。黒字の背景となったのは、05年度以降の「赤字を覚悟」での各種事業へのチャレンジです。07年度の課題は、「大胆な事業の拡大」とそれをやり遂げることのできる「若い人材の確保」です。事業拡大と人材確保は車の両輪で、それが安定財源づくりのベースとなります、ふぼれんを組織面でさらに飛躍させるためには、これらの課題をやりぬく集団の力の結集です。
   
4) 07年度以降の活動計画と展望
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市民立保育園・学童クラブの建設・運営と新しいNPO法人設立と活動への支援。
A
新しい事業の創設・拡大とふぼれんの未来を担う若々しい人材の確保。
B
おおた市民活動推進機構および日本子どもNPOセンターへの応援体制の充実。
C
「やるじゃん!おおた」「チルドリン」の1万部配布体制への展望。
D
社会福祉協議会、リバティ・ハート、エセナおよび子育て関連企業などとの連携強化。
E
父母の会に対する支援の拡充と連携の再構築の推進。
F
地域子育て支援拠点事業、放課後子どもプランなどへの大田区独自案の提案。
G
民間認可保育園および小規模保育園との連携の促進・強化と保育士講座の充実。
H
NPO・市民団体および子育て関係団体との充実したネットワークの推進。
I
自治体&議会改革フォーラムの創設と大田区における市民自治の推進。
J
研究者・専門家との連携と子育て関連講座の開催。
K
大田区子ども家庭支援センターとの連携。
L
障害児家庭支援、バリアフリー社会の促進とひとにやさしいまちづくりの会との連携。
M
ワーキングスタッフの充実。特に若いスタッフ同士の育ちあいができる環境の整備。
   
07年度の活動の重点課題は、上記の14課題です。そのなかでも特に力を入れていきたい課題は、市民立保育園・学童クラブの建設支援および運営支援です。自由な発想で、ゆたかな保育を創造することのできる保育園と学童クラブを、ふぼれんの総力を挙げてつくり、成功への展望を切り開きます。次は、父母の会に対する活動支援の充実です。父母の会との連携の再構築を通じて、「ふぼれんニュース」「やるじゃん!おおた」「チルドリン」の1万部配布構想を実感できるようにすることです。またそのためには、現在の配布参加者の数を2倍以上にしていくとともに、一人の負担を少なくしていきます。
   
区内には、子育て関係団体を網羅するネットワーク機構が存在しません。先進的な自治体で「子育てメッセ」が開催され、子ども団体のネットワーク化が進んでいます。さまざまな形態の子育て団体をネットワーク化していくためには、力を合わせて取り組むことのできる課題が必要です。「家族そろってヤキイモつくろう会」を通じてネットワークのベースをつくり、社会福祉法人、子育て関連企業などとの連携も強めながら、大田区で初めての「子育てメッセ」を開催していきたいと思います。区内すべての子育て家庭と子どもたちが、しあわせと実感できる大田区をつくるために奮闘します。
   
そのためには、市民団体・NPOが変わるだけではダメです。自治体と議会も同時に変わらなければなりません。07年度以降の課題として「自治体&議会改革フォーラム」をつくる準備をしたいと思います。みなさんのさらなる奮闘を期待します。
   
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