働く母親への支援 〜3歳児神話を検証する〜

3歳児神話の考え方

子どもの発達
母親が働くか育児に専念するかという形だけでは議論できない
母親が働く場合でも
1) 母親自身の就労への態度
「夫の稼ぎが少ないから仕方なく働いてるのよ!」「こんな仕事はつまらないわ!」などと思っていませんか?どんな仕事もあなたの力が必要です。母親自身が働くことに誇りを持つことが大切です。子どもは母親の姿勢をみています。
2) 育児と仕事に対する職場の支援(企業の風土)
国も子育てしやすい職場づくりの提唱や制度の整備をしています。しかし、なかなか進まないのが現状です。先ず自分の職場でできることとして、効率よく仕事をこなし、周りの支援を受けやすいような関係と雰囲気をつくってみませんか?
3) 夫や家族の理解と協力(家庭での家事・育児の役割分担)
夫や家族が母親の就労をどのように受けとめていますか?家族で母親の就労をささえることは、実際の役割分担と母親が働くことを理解しそれを応援することです。子どもはそんな家族の雰囲気のなかで育ちます。
4) 日中の保育の質(保育士集団、子ども集団、親の集団)
子どもは母親以外の大人へも愛着をもつことができます。昼間の保育のなかでは母親に代わる保育士の愛情と、プロとしての保育士の子ども一人ひとりの発達に即した働きかけのなかで育ちます。だからこそ保育士のゆたかな人間性と専門性が求められるのです。また、子どもは子ども同士のかかわりあいのなかから学びあい育ちあいます。親も同じです。子どもと親と保育士がともに育ちあえる保育のあり方は、日頃からの信頼関係づくりが土台となります。
これらの条件がうまく機能していれば、子どもの発達はむしろ良好となる。
子どもの発達は単に女性だけの問題だけではなく広く社会全体の問題であること。
子どもの育つ過程は実に複雑で、単純な因果関係に原因(結論)を求めるべきではない。
*(アメリカ国立小児保健・人間発達研究所の調査
1364人の赤ちゃんの10年間の追跡調査などのデータ分析から)

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