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大田区議会こども文教委員会傍聴報告
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ふぼれん事務局長 菅野 司
くれよんくらぶ760号 |
| 3月3日、第1回定例会の1回目のこども文教委員会が開かれました。傍聴者は5名、聞きとりにくい会議室が使われたため、正確でない部分があると思います。詳しくは、それぞれの担当部局にお聞きください。 |
| 1)幼稚園教育職員の給与条例の1部改正について。 |
| 期末手当を現行の1・65から1・60に引き下げる。勤勉手当を現行の0・425から0・475へ引き上げる。という内容の提案です。実施は18年4月から。質疑では、災害保険手当についての質問では、「23区で統一基準を設けている」との回答が。校長と園長を兼務しているものに「手当てがついているのか」という質問に、「特別に手当てはつけていない」との回答がありました。 |
| 勤務評価の話に移り、委員から「条例で指摘している『勤務成績の良好な者』とはどのようなことをさすのか」との質問に対し、「職務に対してそれ相応の仕事をすることをさす」との回答が。委員からは「勤務評価には保護者の評価も加わるのか」との質問が続いた。評価の基準に「自己申告」がある、「1年の初めに、1年間の目標を掲げさせ、達成度を自己診断させている」との回答が。ここで大切なことは、23区で統一しているという「勤務評価基準」の内容である。できれば委員会として、「資料を出せ」と要請してもらいたいものである。ちなみに、評価基準の部分が話された。「園運営」「保育内容」などの評価があるとのことであった。 |
| 2)区立学校校医・歯科医・薬剤師の保険制度の改定について。 |
| 口頭報告として、公務災害補償の文章の変更で、@用語の変更。Aほかの障害認定基準との整合性をつける。委員からは、「公務での災害があるのか」との質問が。「10年前後の間ではない」「想定としては、学校への登下校時の交通事故などを想定している」との回答が。 |
| 3)母子生活支援施設の指定管理者について。 |
| コスモス苑、ひまわり苑を運営している大洋社に、平成18年4月から23年3月末までの5年間、指定管理者として指名することとなった。委員からは「大洋社の実績は」との質問とともに、この間の大洋社の奮闘に敬意が払われた。しかし、一般論として「プレゼンをして、比較検討してもよかったのでは」との質問が。理事者側からは「23区内(37ヵ所)で同様の仕事をしている社会福祉法人は4社しかなく、公募はむずかしい」との判断があった。各委員からは、指定管理者に対して「今後は、財務状況等を見せてもらう」との意見や、「5年後までに指定管理者のあり方を整備していくことが研究課題となっている」との発言が続いた。 |
| 4)陳情 |
| @「池上の教育センターに日の丸の掲揚を」の陳情が審議された。 |
| 「本庁舎以外の行政センター・出張所では掲揚していない。小中学校でも、入学式・卒業式のときのみである。区民の動向もあるので、判断はむずかしい」との回答であった。「ましてや、教育センターは教育委員会の管轄ではない。行政センターの管轄である池上会館のなかを借りているだけである」との回答が。小中学校で日常的に掲げているのは、「校旗」であると続いた。 |
| A保育・学童保育要求の実現をめざす実行委員会提出の請願「すべての子どもがすこやかに育つ大田区をめざす陳情」が上程・審議された。 |
| 請願の項目が大きく5項目に分かれ、さらに1項目目の部分で6項目に分けている。審議の中身を要約すると、○第2・4項目の、保育園・学童保育料と保育園の民営化に対する項目は、委員のなかから「すでに議会で決着したことをむしかえしている」との発言が。会派によって考え方はさまざまです。しかし、議会でそれなりの時間をとって決定した理事者側案件に対しては、議会制民主主義の観点から、反対者でも「尊重すべき」と私は考えます。ましてや、同じ委員会メンバーで構成している同一の委員会では、なおさらだと思います。どのような場であれ、一つの組織を構成する人たちが、十分な審議のなかで決定したことを、だれもが尊重しなければ、民主主義は成り立ちません。私は、そのことだけは強調したいと思います。 |
| さらに民間委託園に働く職員に対して、ある委員が「しろうと集団」と発言。民間委託に反対するあまりのこととはいえ、あまりにも軽率な発言だったと思います。その後、発言の撤回がありました。「職員が3ヵ月や半年でなぜやめるのか」との質問に、「今年度は4園でともに、1名もしくはいない」と回答。またこんな発言も「卒業して1年では、クラスの子どもをまとめるには無理がある」との発言も。新卒の若い職員に対する侮辱ともとれるこれらの発言に対して、ただただ驚くばかりです。いま必要とされるのは、民間委託園に対して「利用者と子どもの立場に立って運営できるよう」どのような指導と援助をしているのかろか「現状での問題点は何か」というような質問が求められていると思います。 |
| 他の委員からは、「保育料で4億円値上げしたが、18年度のこども育成部関係の予算増は」の質問に、「4億2千万円増額している」との回答が。○「障害児保育の充実」の部分では、「保育園では3人に1人、児童館では中程度2人1人、重度で1人に1人のアルバイトを配置している」との回答が。○「次世代育成支援」の部分では、「医療費の助成など、さまざまな支援をしている」との回答が。○「待機児解消」の部分では、「はばたきプログラム策定以後、240人を超える定員を増やしているが、申請者が急増している」との回答が。「請願に添えられた署名数は」との質問に、議会事務局から「11951名」との返事が。請願に対する採決は、3月6日に行うことで終わりました。終了11時30分でした。2月13日には、障害児保育の陳情が審議されます。 |