「NPO法人 おおた市民活動推機構」設立総会
ふぼれん事務局長 菅野 司
くれよんくらぶ775号
 
 3月26日(土)、大田文化の森で午後7時から開催された新NPOの結成総会には、20名のNPO・市民活動の関係者が集りました。市民と企業との連携で、大田区まちの活性化を推進しようとする息吹が感じられる総会となりました。
 
 新しい総合的NPOをつくるきっかけとなったのは、昨年8月末に、区民生活部が「こらぼ大森」(協働支援施設)の2階フロアーの運営者を公募するとの話が舞い込んだことが始まりでした。若い人たちが中心となりながら、「委託事業では自主性を発揮できない」「社会福祉協議会との連携を模索したら」などさまざまな議論を重ねてきた結果、自分たちの拠点となる共同事務所を持ち、自由な雰囲気で活動しようと話が膨らんでいきました。そのようななか、中心となる若いスタッフたちが、自己資金(1人100万円)を出す決意を表明しました。
 
 名称の決定ではいろいろ名前が挙がりましたが、最終的に「NPO法人 おおた市民活動推機構」ということになりました。さまざまな名称が候補に挙がりましたが、「名は体をあらわす」ということで上記の名称に落ち着きました。情報誌発行(A5版・16ページ・4色刷り・3万部・戸別配布)が当面の仕事となりますので、そのほうの名称は「まち・プラットホーム」に落ち着くみたいです。これからは、行政だけでなく、市民が主体となって、市民活動と企業が連携しながら、大田のまちの活性化を推進するという、本当に新しい試みが始まります。
 
 共同事務所の件では区議会議員の紹介で、大森銀座商店街のなかに理想的な物件(141u/43坪)が見つかりました。3月28日に第2回目の見学会を行います。駅から3分で、もと学習塾だったとのことです。不動産屋での家賃は月45万円(保証金6ヵ月、礼金2ヵ月)と掲示してありましたが、オーナーさんが市民活動にとても理解のある方で、月30万円ではどうか言ってくれています。資金のない若い人たちが中心となるので、「もう少し下げていただけないか」と交渉していきたいとの話が出されました。

 
 日本国中で、多様な形態のNPOが立ち上がってきています。しかし、どんな団体も、設立当初は活気がありますが、思いを実現しないうちに消えていく団体も目立ち始めています。また、すぐれた活動を展開していても、活動のマンネリ化(3〜5年ぐらい)なかで消えていく団体も数多く見られるようになってきました。新しいNPOがマンネリに陥らず、最初に掲げた夢を、みんなの知恵と力でやりぬいてほしいと思います。若い人たちが中心となって立ちあがった「おおた市民活動推進機構」がどこまでやれるか、最初に想定した構想の第1歩でも実現できれば、来年の今頃は、全国から「経験を聞きたい」との申込が殺到することになります。日本子どもNPOセンターとしてもぜひ注目をしたいと思います。また、そうなれるよう、仲間一員として、最後までがんばるつもりです。
 
<<戻 る