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くれよんくらぶ808号
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ADHD成人当事者が体験談や意見
84%が「通学つらかった」 親や先生の理解が大切に |
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赤旗新聞2006年4月13日付
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| 今後の教育に生かしたいSOAAがアンケート調査 |
| 友達や先生との人間関係に悩むことが多く、学校へ通うのがつらかった――。NPO法人「大人のADD&ADHDの会」は、当事者の子ども時代の思いについて、アンケート調査を行いました。「ちょうど1年前、発達障害者支援法が施行されました。私たち成人当事者の体験談や意見が、実際的な施策を生み出すもととなると思いました。」 |
| 原因がわかれば正しい指導が… |
| 調査のきっかけについてこう語るのは、「大人のADD&ADHDの会(通称・SOAA=ソア)」代表の白井由佳さん(39)です。同会は、成人ADHD(注意欠陥多動性障害)やADD(注意欠陥障害)の社会認知と生活支援を目的として、5年前に発足。現在の会員は824人です。 |
| 「ADDやADHDの症状のために、学校に通うのが辛いと感じた事があるか?」との問いには、84%が「ある」と回答。その原因の第1位が「友達との関係」でした。次いで「勉強についていくこと」「時間を守ること」「先生との関係」と続き、「この3項目は、先生の理解で解決できること」と指摘しています。 |
| 子どものつらさを先生が理解してくれたかどうかについては、「理解してくれなかった」が92%にも。「理解があれば、そのころの学校生活や今までの人生は変わっていたと思うか?」には6割が「思う」。「おしゃべりや忘れ物やがんこさの原因がわかっていれば、正しい指導が受けられたかもしれない」「他人にできて自分にできないことは、自分の根性が足りないからだと思っていた」などの声が書き込まれていました。 |
| 会員で2児の母である広野ゆいさん(33)も言います。「先生に怒られたり、友達にいじめられたりする理由がわからないことがよくあるんです。だからまた同じことを繰り返してしまうので、理由がわかるように怒ってほしい。また、普通のやり方ではできないことも、やり方のちょっとした変更や工夫で解決できることがたくさんあります。 |
| 理解する先生が一人いるだけで |
| 「今の子どもたちが、社会でもっと生きやすくなるために必要なものは?」については、「親の理解」(72%)、「先生の理解」(64%)という順に。「身近な大人が理解する必要性があらわれている」と分析しました。 |
| 安田薫さん(34)は、印刷物の製作などを仕事としながら、絵画制作も続けています。「いつも時間に遅れてしまうと、それだけで最低な人間だと思われてしまう。『人間以前だ』といようなしかり方をしないでほしいんですね。主要5教科は何のために学ぶのかわからなくて全然だめでしたが、美術の先生だけは私を認めてくれた。理解のある先生が一人いるだけで変わる、と思います」 |
| 調査結果について白井さんは言います。「成人した当事者はいっぱい話をしたいんだ、ということがよくわかりました。教育集団の中で具体的にどういう支援があったらよいかをみんなで考え、伝えていきたいと思います」 |
| ADHDの子どもたちへメッセージ |
| ◇「ダメな子でない」と自信をもって |
| ◇人生を楽しむコツを身につけよう |
| <アンケートから> |
| * | 自分は決してダメな子ではないという自信を持つことが大切。どんなにできない事があっても自分で自分をダメな子だとはきめないで。 |
| * | 人生は楽しい。ADHDであってもなくても。でもADHDの人生を楽しむにはちょっとしたコツがいる。それを身につけておこう。 |
| * | 忘れ物をしない方法、先生に言われたことを覚えておくコツ、遅刻をしない方法、友達とケンカしないコツ、親に怒られない方法――いくつ考えたことある?君にしかできないとっておきの方法やコツがあるはずなんだよ。 |
| * | あなたの成長を手伝ってくれるおとなの人が見つかったら、その人を、うんと利用していいんだよ。病院の先生とか、話をよく聞いてくれる学校の先生とか…。 |
| 同調査の問い合わせは、 | |
| 電話 011(758)8058 FAX 011(758)667 | |
| Eメール mail@adhd.jpまで | |