くれよんくらぶ832号
「議員の費用弁償の廃止」
ガバナンス6月号
 
 ガバナンス6月号の記事に「議員の費用弁償の廃止」の囲み記事が掲載されています。以下はその全文です。
 
 東京都杉並区(51万4千人)議会は、議員に支払われる費用弁償を廃止することにした。同区議会は、議員が議会や委員会に出席した場合と23区内の視察や会議に出席した場合に、日額6000円の費用弁償を支給してきた。しかし、全会派が参加する「議会改革に関する検討調査部会」で検討し、費用弁償を廃止。区外への視察や会議出席のみ、交通費を実費で支給することにした。   ・・・以上。
 
【事務局長 菅野司のコメント】
 区議会とはおかしなところで、一般民間の会社では想像もつかないことがいろいろとあります。区議会議員が区議会に出席(一般用語なら{出勤})すると、出勤費用が出るのです。それも6000円(大田区も同額)。民間企業で、仕事に出勤するたびに「出勤手当て」が出る会社があるのでしょうか。巷では、ライブドアのホリエモンとか、村上ファンドの村上さんのことが社会的に糾弾されていますが、身近なところでも「おかしなこと」がいっぱいあります。人を非難する前に、まず自らのエリを正すことが大切です。
 
 一般的な目でみて、おかしいと思える「習慣、慣行をただす勇気」を一番持たなくてはいけない人間の集団は「議員」です。いろいろなことが改革・改善できないのは、「既得権益」にしがみついている人が予想以上にいるからです。「お金」は怖いものです。人が一番弱いものは「お金」です。本日(6月14日)も日銀の福井総裁の村上ファンドへの出資が新聞をにぎあわせています。生涯、使い切れないお金を手にしながら、さらにお金を儲けようとする。お金への執着心を持つことで、理想や正義が捻じ曲げられていきます。本当にお金は怖いものです。議員を「名誉的職業」とか「お金儲けの手段」に利用しない人を大切にしていきたいものです。
 
 区民の大半の家庭は、年収457万円以下で生活しています。庶民が生活で苦労していることをもっと理解すべきです。そのようなことを頭の隅に描くことができるなら、費用弁償などという「ケチな制度」を、いますぐ廃止できます。来年は区長と区議会議員の選挙の年です。今度こそ、大胆に行政改革を推進する人が区長になってほしいと願っています。労働組合と癒着せず。一貫して区民の利益を大切にする人を、区長に迎えたいですね。
 
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