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「第3回定例区議会こども文教委員会」傍聴報告(1)
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ふぼれん事務局長 菅野 司
くれよんくらぶ910号 |
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| 9月より始まった第3回定例区議会こども文教委員会報告です。第3回定例区議会でのこども文教委員会は、9月25・26日と10月3日の合計3回開かれました。特徴的な事柄だけに絞って報告します。聞き取りのため、不正確な点があると思いますので、詳しいことは区議会事務局にお問い合わせください。 | |
| @ | 大森北6丁目および池上保育園の民間委託(民立民営園)の事業者の決定に関して。 |
| ふぼれんは、民立民営方式での保育園の民間委託には反対です。保育園をはじめとした幼児教育・保育施設の運営にあたっては、公的責任を明確にしておく必要があります。そのうえで、受託事業者に対して、運営面での「自由裁量権」を大幅に拡大し、民間でしかできない創造的な保育サービスと、21世紀にふさわしい保育システムの推進を保障すべきです。前置きはこのくらいにして、委員会審議の報告をします。 | |
| 大森北6丁目保育園の受託事業者は「社会福祉法人島田福祉会」、池上保育園は、青森に本部がある「社会福祉法人弘前愛成園」(関東では、横浜で60人の保育園を運営)となったそうです。応募事業者は、北6丁目が4法人、第1次審査で3法人が残るが、1法人が辞退、2法人で保護者対象の企画提案者説明会を開催したとのことです。池上保育園は、5法人が応募、第1次審査で3法人が残るが、1法人が辞退、2法人での保護者対象の企画提案説明会を開催したとのことでした。 | |
| 理事者からの説明が終わったのち、共産党の委員から「選定委員会の非公開は理解できるが、なぜこの法人が選ばれたのか、委員会に報告する必要があるのでは」との質問がありました。さらに、「議会として了承するためには、きちんとした区民への説明責任がある。選定の理由(評価内容)を明確にした資料を次回出してほしい」とのことでした。残念だったのは公明党の委員から「理事者が決めたことに対して、そのような資料は出す必要がない」との「議会の役割の放棄」ともとれる発言があったことです。担当部長から「次回資料を提出する」との答弁がありました。「過程は非公開」となる事項もあるとは思いますが、「結果は公開」をすることは行政の責務です。その点では、共産党委員の質問は「非常にまとを得て」いました。もう少し踏み込むなら、「応募事業者名の公開」まで踏み込んでほしかったと思います。最近の大田区の行政運営は、「説明責任の放棄」とも取れる場面が随所にあります。議会での「口頭報告」などもその部類に入ります。 | |
| もう一つ付け加えるならば、大森北地域には認可保育園は4園しかありません。今回の決定で、同じ社会福祉法人が運営する保育園が3園となりました。保育園は措置から契約になり、保護者が保育園を選ぶ時代になったといわれるときに、二通りしか選ぶ選択肢がないのは大問題です。今後、民間委託の選定にあたっては、同一地域では、既存の事業体は応募できないという項目を付け加えてほしいと「担当者に強く要望」をしておきました。 | |