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「男女平等のおわり?」
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東京新聞12月10日付
くれよんくらぶ960号 |
| 12月10日付東京新聞27面「本音のコラム」に気になる記事が掲載されている。タイトルは「男女平等のおわり?」、書き手は「藤本由香里さん」、肩書きは評論家と記載してある。藤本さんに関しては、どんな方がまったく存じ上げていない。以下全文を掲載。 |
| 憲法から「男女平等条項」を削ろうという動きがあるらしいよ、と聞いて、「いったいどこの野蛮な国の話?仮にも国際国家でそんなこと!」と思ったのは数年前。 |
| 6日、千葉県市川市の市議会で、2002年に全会一致で可決された「男女平等基本条例」が廃止され、新たに保守系4会派のみで作った「男女共同参画社会基本条例」が40人中22人の賛成で可決された。 |
| 新しい条例は、旧条例の、@ジェンダー、A積極的格差是正措置、B相談窓口・苦情処理体制・・などの条文を削除し、新たに、「男女の特性の尊重」「父性・母性の役割の重視」などを求めたことが特徴だという。そして今まさにこれも数の力で押し切ろうとされている教育基本法からは、現行の第5条「男女共学」=「男女は、互いに尊重し、協力しあわなければならないものであって、教育上男女の共学は、認められなければならない」が削除された。 |
| これはすでに日本女性学会が緊急声明を出して指摘している通り、男女は違うのだから別の教育を受けて当たり前、と男女をことさら区別した教育を展開させる誘引になりかねないと思う。新教育基本法の理想は「男女がお互いの特性を生かし、国を愛し、公のために個人を抑える国民」・・しかしいったい、本当に皆そんな社会を望んでいるのだろうか。このままだとホント、とんでもないことになりかねないよ。・・・・以上全文掲載。 |
| [ふぼれん 事務局長 菅野司のコメント] |
| ボク自身は、教育基本法の改正については、正直言って何もよくわかっていません。ただいえることは、教育基本法をかえると「教育行政がよくなり、子どもたちの人間らしい育ちが保障される」のか言えば、そんな単純ではないと考えています。今回の場合、学校教育や子どもの育ちのための「改正」ではないことだけは確かなようです。しかし、現状を見る限り、公的教育の荒廃は日一日とすすんでいます。文科省や各自治体の教育委員会、学校現場は、それに対する「具体的な打開策」を打ち出せないでいることは確かです |
| 「国を愛する」という言葉より、「祖国を愛する」という言葉が、若いときはとても好きでした。しかし「祖国」というすばらしい言葉のイメージを人々から奪いとったのは、いまの自民党政治だと思います。政治家が清く正しく国民を愛した政治を実行していれば、自然と国民は「国を愛する」心を強くもちます。「国を愛せ」といわれても、愛せないようにしたのは自民党と官僚たちです。日本は「政治的には後進国」と国際社会では評価されています。アメリカ一辺倒で追随外交は、誰の目にも明らかになっています。国内では、国民を大切にする政治を優先し、国際社会では信頼される外交を展開してこそ、心に「祖国に対する誇り」を国民はもつことができます。むしろ、国民の側からは「国を愛せる政治の実行」を政府に要求したいものです。 |
| 国も自治体も「お金の力」で動く時代です。「政党助成金」という制度をつくりながら、依然として企業から「献金という公然としたワイロ」受け取って政治を動かしている。そのような国を、愛せといわれてもそうはいきません。「国を愛する」ことは大切なことですが、「愛」は強制では存在しません。ましてや「公のために個人を抑える」などという時代錯誤ではなく、「個人を尊重することを前提とした公」こそが、21世紀の新しい日本を創るのです。自分を大切にしてくれる国だからこそ、人々は国を愛することができるのです。 |
| 「日本という祖国を愛したい」。若い時に日々感じたあの熱い思いがもてる、そんな政治であってほしい、そんな政治を実現したいと強く思います。良識のある若い人が自民党にも大勢あつまりはじめました。ぜひ、若い人の力で腐りきった自民党を改革して、新しい自民党を創ってほしいと、強く願っています。 |