「がんばれ!民間児童館・地域子ども施設交流のつどい」
ふぼれん事務局長 菅野 司
くれよんくらぶ1015号
 
 2月18日の日曜日、中野区のプロケア本社を会場にして、日本子どもNPOセンターが主催する第1回目の「がんばれ!民間児童館・地域子ども施設交流のつどい」が開催されました。当日は、北は北海道から南は沖縄まで、100名を超える若々しい児童館・学童クラブ職員が集まりました。参加者の90%以上が20代の若もの、指定管理者となったNPO運営の児童館からもたくさんの参加者がありました。会場の熱気は午後5時30分から中野駅前の居酒屋で行われた「交流会」にも引き継がれ、50名を超す方が9時過ぎまで、にぎやかに職場交流に花を咲かせていました。
 
 午前中はパネルディスカッション。タイトルは「地域子ども施設大編成時代の航海術」と題して、3人のパネリストが登壇しました。登壇者は、
 
@ 栗木 眞由美さん
  (NPO法人子育てネットワークあすなろ  北名古屋市児童館指定管理者)
A 内田 延子さん
  (NPO法人子育て・子育ち支援タグボート  東京都町田市玉川学園子どもクラブころころ児童館指定管理者)
B 山崎 茂さん
  (NPO法人遊びの学校  群馬県藤岡市三波川ふるさと児童館設置者)
   
の3人で、コーディネーターは福島県立医科大学の「立柳 聡さん」が担当しました。
   
午後は、日本子どもNPOセンターの代表理事の「牟田悌三さん」のあいさつに続き、キーノートスピーチには「文部科学省生涯学習政策局放課後子どもプラン連携推進室室長補佐の吉岡富雄さん」が、「放課後子どもプランと地域子ども施設へのエール」と題して、厚労省の「放課後子どもクラブ」と文科省の「放課後子ども教室」の中身を説明しながら、今回、予算化された「放課後子どもプラン」をわかりやすく説明してくれました。
   
そのあと、以下の7つの分科会にわかれて午後5時まで活発な討論会が続けられました。7つの分科会は以下の分科会です。
   
@ 「子どもの欲求と親の生きづらさにつきあう専門職魂は、こう鍛える」
  水先案内人 立柳 聡さん(福島医科大学)
   
A 「世の中の不条理に立ち向かっている子どもたちを、こう助ける」
  報告者 楢原 裕子さん
  (東京都豊島区アフタースクールの会)
  報告者 黒澤 哲さん
  (NPO法人自閉症ピアリングセンター「ここねっと」発達支援センター)
  水先案内人 徳本 百合子さん
  本田 倫由紀さん
  水先案内人 本田 倫由紀さん
  (株式会社プロケア子育て支援部)
   
B 「遊んで育つプログラムをデザインしよう」
  報告者 明治大学「児童厚生員」スタッフ一同
  水先案内人 田島 克哉さん
  (社会福祉法人東京聖労院 港区赤坂なんで〜も)
   
C 「子ども社会と地域社会を再生し、安全・安心なまちは、こう築く」
  水先案内人 早川 雅澄さん
  (NPO法人青少年活動ネットワーク 北名古屋市子どもセンター)
   
D 「子どもが提案する『子どもの夢が実現する児童館・地域子ども施設』」
  報告者 高見 啓一さん
  (NPO法人FIELD 米原市公民館指定管理者)
  水先案内人 茂木 昌克さん
  (ユース・トーク未来)
   
E 「民間子ども施設の可能性 夢と希望のマネジメント」
  報告者 NPO法人ひろ・こらぼ
  (東京都小金井市東児童館業務受託者)
  報告者 鈴木 幸輔さん
  (だてのふあ NPO法人地域家族しんちゃんハウス)
  水先案内人 大河内千恵子さん
  (日本子どもNPOセンター)
  水先案内人 稲葉 健太さん・山口由希子さん
  (NPO法人ワーカーズコープ 東京都東久留米市子どもセンターひばり指定管理者)
   
F 「児童館・地域子ども施設に関わるよろず相談」
  水先案内人 菅野 司さん
  (日本子どもNPOセンター)・・・以上です。
   
 会場を提供してくれた、プロケアの児童館・学童クラブ担当の職員の方々が、裏方のほとんどを引き受けてくれ、イベントのスムーズな進行を支えてくれました。また、社長の比嘉(ひが)秀之さんには、多方面でお世話になりました。沖縄出身の比嘉さんは、最後のあいさつのあと、みんなでカチャシーを踊りましょうと呼びかけ、踊り方のレッスンまでしてもらい、最後の最後まで盛り上がったつどいを作っていただきました。こんな気さくな社長もいるもんだと、みなさん驚いていました。
   
 「保育の質と民間」のかかわりが話題となっていますが、民間は民間で一生懸命に子どもたちの現在と未来に責任を持とうと、どこの施設も事業体も真剣に取り組んでいる姿が「つどい」にはありました。むしろ若い職員が多くを占める民間の方が、ミッションも情熱も、公的な施設よりも充実しているのではないかとさえ思えるほどです。「つどい」を準備している間は、1回限りのイベントになるかもしれないと思いながら準備を進めてきましたが、一日中、ものすごい熱気に包まれていたら「来年はもっと多くの施設と職員が集まるつどいにしよう」との思いがこみ上げてきました。きっと参加した多くの方も、同じ思いで会場をあとにしたことと思います。
   
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