ビジョン

「おおた・ふぼれんネットワーク」のビジョンと戦略および基本構想について

2016年5月15日版

 

▽子どもと家族の応援をベースに、新しい形のまちづくりをめざすプロデュース団体

「ふぼれんの性格」を簡潔に表現すると以下のように集約できます。

  • 子どもと家族を応援することをベースにした、団体と個人とによる総合型ネットワーク団体。
  • 社会貢献と社会改革を相乗的に推進する新しい形の市民ネットワーク団体。
  • 子どもと家族の応援をベースにした、21世紀型のまちづくりをめざすプロデュース団体。

21世紀型のまちづくりをめざすロデュース団体として重要な課題をあげてみました。

▽企画と立案の力、▽広報と宣伝の力、▽組織と運営の力、▽資金などを調達する力、▽ネットワークを構成できる力などをさします。さらに、▽若い人材の発掘と育成、▽子どもと家族およびまちづくりなどに関する政策提案、▽それらを実現するための運動全般をさします。

 

  • ふぼれん会則で規定されている目的の12の項目をまとめると以下のようになります。
  • 子どもと家族に関係する事柄へのさまざまな働きかけ。
  • 障害児とその家族に関係する事柄へのさまざまな働きかけ。
  • 男女平等推進に関係する事柄へのさまざまな働きかけ。
  • まちづくりと成熟した市民社会の実現に関係する事柄へのさまざまな働きかけ。

 

  • 2015年度のふぼれんの重点課題。
  • ふぼれんの「社会的信用と社会的信頼」をさらに高めるための活動と創造的研究。
  • 次代を担う若いスタッフの加入促進と育成および未来を展望できる新しい組織づくり。
  • 21世紀型のまちづくりを創造する地域ネットワーク「おおもり・まちづくり協議会」の強化。
  • 地域力・市民力を総結集しての地域集会室「さわだ」の活性化とそこへの住民の結集。
  • 市民団体と地縁団体との連携と協働による「おおもり子育て応援隊」の拡大と充実。
  • 学習支援教室「いるか」の安定的運営と、子どもの貧困に対する具体的支援活動の確立。
  • 高校生・大学生によるボランティアグループおよび「いるか」教室の保護者の組織化。
  • 放課後等デイサービス「くれよんくらぶ」(障害児の放課後支援施設)の安定的運営。
  • 区民活動団体のネットワーク組織である「おおた区民活動団体連絡会」の拡充。

 

▽「社会貢献と社会改革」の統一と「社会的調和と社会的連帯」の促進

これからの社会は、社会貢献をしているだけでは社会的信用の獲得がむずかしい時代になります。ふぼれんはさまざまな活動を通して、多くの子育て団体や「町会・自治会」などの地縁団体との連携・協働を進めるなかで、「自治体や『まち』をよくする」という社会改革の活動を重要なテーマと位置付けています。地域での連携・協働を広げていくと、「考え方の違いを認め合う」という場面に数多く遭遇するようになりました。人はだれも「自分は正しい」と思って生き行動しています。より多くの人と連携・協働するためには「社会的調和と社会的連帯」という視点が、今後強く求められるようになります。ネットワークを広げ、必要なことを政策にまとめ、大田区や区議会に届けていきます。

 

▽活動拠点づくりと組織&財政

 市民活動の発展にとって「会員がいつでも集まれる拠点」はとても大事です。ふぼれんは2012年、事業系NPOを創設してJR大森駅東口のまん前に放課後等デイサービス事業を開始、そこを活動の拠点としています。構成している団体の数は、保育園や学童などの父母の会、NPOや起業系一般子育て応援団体など60を超えています。財政規模は年会費(80万円/2015年度決算)と事業収入で合計300万円。NPO法人ではなく任意団体として、スタッフ全員がボランティアとして活動しています。中心的なスタッフが一つひとつの課題の成功をめざして、課題ごとにチームを作り、創意と工夫を重ねながら活動をしています。

 

▽会員の感動と喜びを生み出すことのできる活動を大切にしています。

 ふぼれんは会則第4条「目的」の前文で「この会は、考え方の違いを認めあい尊重し、運営にあたるすべての人がひかり輝くことをめざします」と明記、下記の点を大切にして活動しています。

  • 分野別に課題を分けあい、それぞれの分野で関係する団体が一丸となって課題に取り組む。
  • どのような課題も、参加するすべての人が感動と喜びを感じられよう、創意と工夫を重ねる。
  • どのような課題も、地域や大田区が住みやすいまちとなるよう計画的に事業を展開する。
  • 一つひとつの取り組みが新しい社会システムの創造となるよう、継続的な研究を重ねる。

 

▽区内の子育て家族応援団体に対して

ネットワークを構成する団体同士の特長を最大限に活かすことのできる「新しい形のネットワークづくりのあり方」を研究・実践しています。課題別・テーマ別のイベントの開催、地縁団体との連携・協働など、その過程でつながりを持った多くの団体・個人と連携・連帯して、団体同士による支えあいの仕組みづくりや、相乗効果を発揮できるネットワークのあり方を研究しながら、実践のなかで生まれた新しい経験を広く区内に広げ、また全国に発信できるように心がけています。

 

▽国や大田区に対して

 ふぼれんは会則の第4条で「だれもがゆとりをもって、安心して子どもを産み・育て・働き・暮らせることと、子どもたちが毎日を楽しく、心ゆたかに生きいきと力強く育つことのできる」社会の実現をめざしています。国に対しては「午後7時には家族そろって夕食を食べられる社会の実現」を強く要望、大田区に対しては「子育て家族応援日本一のまちづくり」を提案しています。

 

▽「まち」に対して

「まちづくり」に関しては、大森沢田西町会と連携・協働して、それぞれの有志で「おおもり子育て応援隊」を結成、地域内の21団体で「おおもり・まちづくり協議会」(呼びかけはさわやかサポート)を創設してきました。2016年4月より地域住民の居場所となる地域集会室「さわだ」と学習支援教室「いるか」などの運営が始まりました。イベントごとに多くの参加者を組織できるのも、地域的信用のある町会と連携したことで、児童施設などでのチラシ配布(5000枚)が可能となったことが背景にあげられます。市民団体と地縁団体が協働できれば、地域の課題を自治体任せにしない仕組みが作れます。これからの市民活動にとって、地域との連携はとても大事な課題となります。